緑豊かな住環境を 2004.04.25
環境の保全と創出への対策が急務です
葉山町は旧来より緑の山並みと青い海に囲まれた豊かな自然を享受してきました。しかし、都市化が進み、近年の厳しい社会情勢を反映して、これまで葉山の町並みを潤いあるものにしてきた多くの寮や保養所が姿を消してきています。
同時に宅地造成やマンション建設が相次ぎ、市街地の緑は激減してきました。このままでは煙突のない町、住宅の町として歩んできた葉山の特性の一つである潤いのある町並みが失われてしまいます。環境の保全と創出への対策が急務です。
葉山町環境基本計画では市街地の緑化率30%を目標として掲げています。また、平成8年には緑の基本計画というものもつくっており、緑のいかに大切であるかということ、四季の彩りと趣のある緑が感じられるまちづくりを目指すということで進んできていますが、まだ具体策が示されていません。
平成16年度は町制施行80周年の記念事業として植樹を行いますが、記念の年の取り組みだけではなく、市街地の緑を増やす継続した取り組みが求められます。
現在ある、いけがき設置に対する助成だけでなく、防災上の観点からもブロック塀をいけがきに替える際にブロック塀の撤去に対しても助成する、さらには景観条例の制定など住環境の保全と緑の創出のための具体策を住民との協働で進めるべきでしょう。
葉山町長は「緑の保全というのは環境の中で私も重要な位置づけにとらえております」と答弁されています。
目指せ真の協働のまちづくり
今どこの自治体においても最も注目され期待されているのは住民との協働による町づくりの推進ではないでしょうか。住民との協働の上にすべての事業が展開されると言っても過言ではないと思います。
葉山町長は16年度の施政方針の中でも住民との協働ということを盛んに述べておられますが、そのためには、協働のためのしかるべき制度化が必要と考えます。
残念ながら現在のところ、葉山町にはまだ住民参加を保障するという制度ができ上がっていません。
すでに全国的に制度化する市町村が増えており、神奈川県内でも愛川町で住民参加条例を16年度の4月から施行しようということでやっておられます。パブリックコメント制度も含めて住民参加の制度はどうしても必要だと思います。
総務部長は、「その点については、先般の予算委員会でも申し上げましたように、総合計画の実施計画を見直す中で、それらを含めて検討させていただく事項にもなっておりますので、充分時間をかけて検討するべき事項だというふうに理解しております」と答弁されました。
住民と協働でまちづくりを進めるためには行政の透明度を上げることが必要であり、そのためには充分な住民参加を保障することが欠かすことのできない条件と言えます。
充分な住民参加の上で、早急に取り組むべき課題です。
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