どうなるごみ処理の行方
横須賀市、三浦市との広域処理になるとどうなるか 2007.07.16
ごみ処理は広域で…が国の方針
葉山町では、現在、横須賀市と三浦市の2市1町の共同による、ごみ処理の広域化に向けてすでに計画を進めています。そのための組織(一部事務組合)を立ち上げるため葉山町長は3月に覚書を締結しました。5月には基本計画案が議会に示され、手続きの一環として、7月10日からは町民意見の募集も始まっています。
しかし、範囲を広げてのごみ処理には様々な問題も予測されます。また、小さな町と大きな市が役割を分担しながら一緒にごみ処理を行うことによる問題もあります。Wingでは、こうしたごみ処理問題を第57号(2000年7月24日発行)から取り上げてきました。
計画当初は逗子市、鎌倉市を加えた、4市1町による広域連合を立ち上げる計画でしたが、合意に至らず2つのグループに分裂したのです。事の難しさが露呈した事件でした。
広域処理になったらどう変わる
- 町内のごみ収集は今と同様に町が行い10t車に積み替えて処理先へ運搬する。
- 葉山の役割分担は不燃ごみ等の選別処理。その施設ために用地の確保が必要。
- 処理量は10tトラックで1日約50台分。
- 費用…施設建設費用は約320億円、毎年の維持管理費は約6億5千万円の見込み。
- 広域処理の開始目標は不燃ごみ施設と最終処分場が平成25年度、生ごみ資源化施設と焼却施設は平成28年度をめざす。
葉山町にとっての問題点
- 葉山町民にはようやく、基本計画案が示されたが、計画は葉山町長が首長間の覚書に調印した時点で事実上スタートしている。
- 葉山町の負担はどの位になるのか。現計画案では人口約43万人の横須賀市と人口約3万2千人の葉山町が施設建設費、毎年の維持管理費用ともに、その一部とはいえ、均等割、いわゆる割り勘が求められている。
- これまでどおりのごみ収集車に加えて、10tトラック約50台/1日、往復100台/1日。
- 不燃ごみ等の選別施設はどこに作るのか
- 一部事務組合の議会が人口比で議員数が決められたら、葉山の意見は通るのか。
葉山だけだと、どうなる?
それでは葉山町が今までどおりのごみ処理を単独で行う場合の費用はどうなるのか。新しい焼却炉と最終処分場が必要です。
これらの費用はどれ位か、これまで、議会では何度も試算を求めてきましたが、いまだに示されていません。
将来に亘る、大きな問題です。しっかり比較して、地球環境にも配慮して資源化減量化が図れる処理方法を選ぶべきです。
現在、葉山町ではごみ処理広域化計画案に対する意見募集を行っています。計画内容を検証して、多くのご意見をお寄せください。
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